安心出来ない、鉄筋コンクリート造り!!
公営団地、鉄筋コンクリート造りで4階建ての1階部分です。発見されたきっかけ
となったのは、入居者からの電気のブレーカーが落ちたとの事で、電気屋さんが駆け
付けたところ、これは白蟻の被害と気づかれ、弊社が連絡を受けて工事に入らせて頂
きました。写真は駆除剤注入後の状況です。
イエシロアリの場合、出来る限り巣を確認し、取り出すことを心掛けています。鉄
筋コンクリート造りだからといって、安心できない一例です。
震度7を2度も経験したシロアリ!!
4月の大地震を2度も経験し、その後の度重なる余震に見まわれ
その都度亀裂が入った部分を修復し続けたものと思われ、長い経験
の中でも見たことのない光景でシロアリも人同様に大変な状況可で
あった事が目視できます。
一見、何ら変わりのない間仕切り壁に見えますが、 ここには白蟻の巣が隠れています。
クロス・石膏ボードを剥がしてみると白蟻の巣が出てきました。
巣を撤去し、木材の状況を見てみると、主要部材の柱がスカスカになり、本来の柱の役目をはたしていない状況でした。
しろあり
大切な書類もこの通り被害に遭います。
天井裏の被害状況です。木造住宅での重要な梁、桁等を食害し、白蟻の巣を構築していました。
白蟻の巣に薬剤を注入しました。
配線を巻き込んでいる白蟻の巣を発見しました。
巣を撤去してみると・・・・・
配線が白蟻にかじられていました。このような状況になると漏電や火災の原因の元となります。
白蟻は木部の表面をきれいに残し、食害します。表面を剥がすと、中は白蟻の巣になっています。
樹木の被害はこちらでご覧いただけます。